初開催の函館カレーフェス、開催にかける思いとは
函館カレーフェスの開催の様子
函館のカレー屋が一同に集まる初めての「函館カレーフェス」が金森赤レンガ倉庫BAYはこだてイベント広場で10月8日・9日の二日間開催され、賑わいをみせた。このカレーフェスには、函館の有名店である「五島軒」や「尾木咖喱」など、老舗から新店の函館の11店舗のカレー屋が出店した。カレーフェスの流れとしては、まず来場者はライスとして道南産米の「ふっくりんこ」を購入する。そして購入した米の上にそれぞれ来場者の好きなカレー屋のカレールーをかける。その中でカレーの食べ比べをしてゆくという形で行われた。
函館カレーフェスのチラシ
函館カレーフェスは「函館西部地区まちなか利活用プロジェクト」という組織が主催となり開催された。この組織は去年の冬に結成されたもので、函館の西部地区の魅力を再発見し、活性化させることを主な目的としている。
実際にカレーを注文した様子
プロジェクトの代表の尾木咖喱の尾山朋幸さんは、カレーフェスを開催した理由について、「今回のカレーフェスを通して、函館西部地区にカレーが有名というイメージを定着させたい」と述べた。また、この催しはもとより組織のメンバーの中で話し合っていたものだという。函館には美味しいカレー屋が多く存在しているため、これらのカレーをうまく活用し、函館西部地区を盛り上げたいと思い企画していたものであったとも述べた。
カレーフェスに来場した人からは、「函館の多くのカレー屋の食べ比べができ、楽しかった。知らないカレー屋も知ることができた」というような声が挙げられた。
函館西部地区まちなか利活用プロジェクトでは、今回のカレーフェスの他にも、過去に元町公園でフードイベントを開催するなど、函館西部地区を舞台として様々なイベントを開催し、函館西部地区の魅力を発信している。詳しい日時は今のところまだ未定ではあるが、カレーフェスは第二回目の開催も予定しており、より多くの人に函館のカレーや函館西部地区の魅力について知ってもらいたいとのことだ。
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