五稜郭タワー 10月1日より営業再開
五稜郭タワーが10月1日より営業を再開した。新型コロナウイルスの影響による約1か月間の休業を経て、現在9:00〜18:00まで当面の間、時短営業をおこなっている。
五稜郭タワーは、特別史跡の五稜郭公園や函館市内の景観を、上空90メートルから眺望できる、観光客に人気の施設だ。コロナ禍以前は、全国から一日に3~4000人もの人々が訪れる市内有数の観光スポットだった。
しかし、コロナ禍により道外、国外からの観光客は激減し、昨年度は例年の1割~2割程度にまで落ち込んだという。今回の営業再開後は修学旅行生の増加や全国的な規制緩和により、多少増加傾向にあるものの、例年2割を占めるインバウンドの旅行客が見込めないこともあり、取材時の10月24日では、5割程度に伸び悩んでいる。
五稜郭タワーの展望台から見下ろす五稜郭公園の星形に縁取られた満開の桜は、観光客に大変人気があるが、春だけでなく初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の風景を楽しむことができる。
五稜郭タワーでは、今後も感染対策を徹底しつつ全国の観光客を受け入れる体制を整えていく。時期によって異なる魅力をもつ五稜郭タワーに一度訪れてみてはどうだろうか。
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