古着屋「Little brothers」の魅力に迫る

 5/14(金)、函館市杉並町の函館本線五稜郭駅から徒歩6分に位置する古着屋「Little brothers」代表取締役の的場洋道さんへ取材に伺った。現在、古着は若者を中心にSNSで注目を集めている。流行の理由は、若者の古着に対しての考え方の変化にあるという。「古着だから嫌」という考えから、「古着だから良い」というものにシフトしている為、若者同士が互いに古着の良さをS N Sを通して影響しあった事がきっかけになったのだ。

 現在、ファストファッションの台頭により、服の大量生産・大量消費が世界的に問題となっている。この問題について、「同じものが大量生産される為、服自体の個性が失われるので面白味がない。」と的場さんは話す。

 サスティナブルという言葉が最近注目を集めている。資源を大切にする動きは、大手ファストファッションでも見られる。その反面、贅沢な素材(ファーやレザーなど)を使う事がサスティナブルに反しているとの批判を浴びやすくなり、ブランドとしてデザイナーが表現したいものができなくなる恐れがある。「こだわったものを作りたい生産者とそれを買う消費者の需要と供給が一致すれば、こだわりを持って作られた商品も売れるのではないか。」と的場さんは話す。

 的場さんは、「Little brothersの強みは、商品の数が多く、イベント時は3000を超す商品数になる。若い人たちが中心となって、ファッションを盛り上げていって欲しい。」と話す。

 今回、取材に伺った、古着屋「Little brothers」は6月上旬に新店舗を函館市の端にオープンする予定だ。立地はまだ非公開だが、公開されたら是非訪れて欲しい。

函館ジャーナリズム

北海道教育大学 函館校の二年生による『地域プロジェクト』という活動の中で、函館市内のニュースをまとめました。

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